三菱UFJ銀行、センシンロボティクスに出資、プラント点検の効率化技術開発を後押し

三菱UFJ銀行は10月27日、ロボット制御技術開発のセンシンロボティクス(東京・品川区)に出資すると発表した。

センシンロボティクスは、ENEOSホールディングス(HD)と2020年から協業し、プラント点検を効率化する技術の共同開発を開始。技術の普及と、ドローンなどのロボティクス技術の社会実装を目指している。三菱UFJ銀行は、その取り組みの後押しするために2社と協議を行い、3社での事業共創を目的に出資を決めた。

同行は、顧客と事業リスクを共有し、環境・社会課題を解決する取り組みを推進する事業共創に取り組んでいる。今回のセンシンロボティクスとENEOSHDとの事業共創を通じて、労働者の高齢化、危険作業の減少、社会インフラ管理の効率化など、幅広い産業に共通する社会課題解決を図り、持続可能な産業発展に貢献するとしている。