セキド、愛媛・新居浜市とドローンを活用した地域社会の発展で連携協定

新浜市役所での連携協定締結の様子

ドローン総合商社のセキド(東京・港区)は11月2日、愛媛県新居浜市と、ドローン技術で、同市の災害対応や運航技術支援、共同実証実験、最先端技術の検証などを行う連携協定を11月1日に締結したと発表した。

セキドと新居浜市は、連携協定を通じて「運行の技術支援」「共同実証実験」「災害活動支援」「先端技術の検証」に取り組む。

「運行の技術支援」は、セキドがドローンの専門知識を提供し、新居浜市のドローン運用の技術支援を行うことで、安全で効率的な飛行の実現で協力し、運用スキル向上をサポートする。「共同実証実験」では、未来のドローン技術の推進を目的に、新たなアイデアや技術の実証を行い、地域社会に適用できるかの可能性を探る。

「災害活動支援」は、災害発生時の迅速な対応の実現に向け、有効なドローンと周辺設備の選定や機能活用を検証する。「先端技術の検証」については、最新の技術を共同で検証し、新たな可能性を追求。新居浜市では、最先端の技術を導入することで、地域の競争力向上を図る。

今回の連携は地域社会の発展の推進を目的にしており、2者では地域社会が将来的に抱えると予測する課題の解決策につなげたい考え。また、連携で得た知見は県内外に発信する。