スカイドライブ(愛知・豊田市)は11月7日、関西電力と、大阪・関西万博に向けて運用を開始する「空飛ぶクルマ」の充電設備を共同開発すると発表した。
2社は2024年度中に開発する充電設備を飛行試験場に設置する。その後、大阪・関西万博での運航に向けて夢洲の離着陸ポートに設置し運用を行う。
今回の充電設備は、高電圧・大電流で超急速充電が可能で、待機時間の短縮できるため、効率的で収益性の高い運航が行えることに加え、将来的にグローバル市場での運航を見据えた汎用性も兼ね備えるとしている。
スカイドライブは、2022年に関西電力と資本業務提携契約を締結し、電気をエネルギーとする空飛ぶクルマの実用化に欠かせない、最適な充電設備の研究、開発を共同で行っている。また、関西電力は空飛ぶクルマの充電インフラ事業参入を見据え、専用の充電設備の開発や、離発着場への電力インフラ導入サポート検討を進めている。