スカイドライブ、設計開発拠点を県営名古屋空港内に移転

名古屋空港オフィス

スカイドライブは12月4日、設計部門を中心とした開発拠点を、県営名古屋空港内(愛知県・春日井郡)へ11月に移転したと発表した。本社と飛行試験などの開発拠点は従来通りに愛知県の豊田市に置く。

スカイドライブは、2018年7月に設立。「空飛ぶクルマ」を開発を手掛ける。2019年には日本初という「空飛ぶクルマ」の有人飛行に成功し、現在、型式証明取得に向けた機体開発を進めている。

同社では、開発が前進する中、メンバーが400名を超え、オフィス拡張が必要となる一方、愛知県とあいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」を推進し、ドローンや空飛ぶクルマなど社会実装の早期化を目指しおり、こうした状況から愛知県が募集した県営名古屋空港旅客ターミナルビルの利活用事業に応募し、採択されたことで、名古屋空港内にオフィスを移転することにした。

また、名古屋空港には、国土交通省の航空機技術審査センターがあることから、同社はこれまで以上に頻度の高い密な連携が可能になり、型式証明の取得に向け確実にスピードを持って取り組んでいくとしている。

■名古屋空港オフィス
所在地:愛知県西春日井郡豊山町大字豊場 県営名古屋空港2F
アクセス:名古屋駅から直行バス約20分