ブルーイノベーションは12月19日、スマート林業向けに、ドローンの機体や備品、ソフトなどの業務用ドローンセット、ドローン操縦とデータ処理講習、運用サポートツールをまとめたドローンサービス「ドローン・スマート林業スタータ―パック」を、同日から開始すると発表した。
サービスは、従来のドローンによる森林測量講習に加え、受講者から要望があったドローンの機体や周辺機器の選定・提供、運用開始後を見据えた管理運営サポートをパッケージにした。
ドローンは、撮影向けに最適化したコンパクトな業務用の期待「Mavic 3Enterprise」を提供する。講習は、林業に特化した操縦や知識、データ解析・活用ノウハウの習得、補助金申請方法まで演習形式で学ぶことができる。そのため、ドローンを使って初めてスマート林業に取り組まれる人に最適なパッケージになっているという。
ユーザーは、サービスで、ドローンと合わせてGIS(地理情報システム)を利用することで、これまで徒歩で収集していた広域な森林情報を上空から一括で取得することが可能。また、紙ベースで管理しいた森林資源や地図の情報をデジタル化することで森林情報の可視化、森林データの蓄積・一元管理が行える。
ブルーイノベーションでは、サービスを利用することで、データを基にした森林ごとの伐採率の確認や作業人員の割り振り、航空写真測量などのデータを活用した森林整備事業で、補助金申請の業務負担の軽減が図れるとしている。