IHIは2月5日、和歌山県、長大、南海電気鉄道と、次世代モビリティーの「空飛ぶクルマ」を、和歌山県内で実用化し、県への誘客促進や地域活性化を推進する連携協定を締結したと発表した。
協定では、4者が連携し、「空飛ぶクルマ」の県内での実用化に向けた取り組みを通じて、県内への誘客促進と地域活性化で協力体制を構築し、地域社会の発展に取り組む。
具体的には、「空飛ぶクルマ」の普及啓発、「空飛ぶクルマ」を活用した観光振興、「空飛ぶクルマ」の機運醸成や実用化などに必要なリソースで個々が持つ資源の活用、「空飛ぶクルマ」の実証飛行、「空飛ぶクルマ」を活用した地方創生、そのほか協定の目的に沿った事項に取り組む。同時に、2025年の大阪・関西万博の機運醸成なども図る。
4者は今後、それぞれが持つ経験や技術、知識、資源を生かし、和歌山県内での空飛ぶクルマの社会実装を推進する。