チック(仙台市)は2月14日、マルチビームイメージングソナー「Sonoptix ECHO」を搭載した水中ドローン「BlueROV2」の販売を開始したと発表した。
マルチビームイメージングソナーは、視界が不十分な環境下でも周囲の環境や海底の俯瞰画像で状況認識を確かめることが可能な機器。航行の容易化、紛失物の検出、水中インフラの検査に利用できる。
「BlueROV2」が搭載する「Sonoptix ECHO」は、デュアル周波数機能で、水中環境の高解像度イメージングを短距離から最大100メートルの距離まで行える。直観的で使いやすいクロスプラットフォーム対応のユーザーインターフェースを採用。プリインストールしたペネトレータとコネクタで、ドローンにセットアップする。高フレームレートと低遅延のインターフェイスを備えるため、ドローンの操作中も使いやすく、反応性に優れているという。
チックでは、「BlueROV2」の販売に加え、専門的なサポートやアフターサービスも提供。購入前の相談から、導入後の技術サポートまで、顧客のドローン導入を支援する。