ハミングバード、横浜市と災害時にドローン活用した支援活動などで連携協定

(左から)鈴木伸彦・ハミングバード社長、横浜市危機管理監の髙坂哲也氏

ドローンスクール東京を運営するハミングバード(東京・渋谷区)は3月1日、横浜市と、災害時などにドローンを活用した支援活動を始めとする取り組みで協定を締結したと発表した。

協定では、「被災状況などの情報収集と調査」「取得した情報を横浜市に提供」「横浜市とハミングバードの協議で決定した事項」で連携する。協定に基づき、今後は3月9日に地域での災害時連携訓練、3月に区役所職員民間資格取得支援、4月には区職員操作研修を行う予定。

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横浜市庁内職員向けドローン操縦体験会の様子

ハミングバードは、2018年から都内を中心に「ドローンスクール東京」の運営を行っており、2022年11月に「ドローンスクール横浜校」を横浜ワールドポーターズ内に開校。横浜校の開設をきっかけに、横浜市とドローン活用で連携し、これまで庁内職員向けにドローン活用講習や体験会などを開催してきた。

今回、地域貢献活動を進めたい考えから、横浜市が行政と民間が対話を進め、新事業の機会創出と社会的課題の解決で設置した相談・提案受付窓口「共創フロント」に提案。その後、協議を重ね、横浜市と連携協定を締結することになった。