水龍堂、水中ドローンが大田区産業振興協会の新製品・新技術コンクールで奨励賞

ROV(水中ドローン)メーカーの水龍堂(東京・大田区)は3月7日、大田区産業振興協会が主催する「第35回新製品・新技術コンクール」で、同社のROV「龍頭」が奨励賞を受賞したと発表した。

「新製品・新技術コンクール」は、優れた新製品や新技術を開発した大田区内の中小企業を表彰し、高度な開発力・技術力を広く内外にアピールすることで区内産業の振興を図ることを目的にしたコンクール。

水龍堂が受賞した「龍頭」は、ダムや港、河川などの水中インフラの点検向けに開発された水中ドローン。ROVにユーザーの用途に応じたセンサーを組み込むことで、水中の可視化を可能にした。同社によると、従来のビデオカメラでは濁りや暗闇などで十分な視野を確保できず、計測や作業などは難しかったという。