九州電力、ドローン事業子会社「九電ドローンサービス」設立

九州電力は4月1日、ドローンの機体や機材の開発、販売などを行う連結子会社「九電ドローンサービス(QDS)」を設立したと発表した。

新会社は、九州電力が2019年から九州全域で提供してきた空撮、点検や測量などのドローンサービス「九電ドローンサービス」を引き継ぐ。加えて、ロボットやAI(人工知能)解析のソリューションを含めた新たな点検サービス、自社開発ソフトの提供も行う。また、提供エリアを全国に拡大。全国の顧客に迅速にサービスを提供するため、協業パートナーの拡大などにも取り組む。

資本金は1億円で、ドローン関連事業、機体や機材の開発、販売、レンタル、保守などの事業を展開する。従業員数は53名で、社員は全員が九州電力からの兼務出向になる。二等無人航空機操縦士取得者が7名、民間認定資格取得者は51名が在籍する(3月28日時点)。