フライト、国交省北海道開発局が「ICT・BIM/CIMアドバイザー」に登録

FLIGHTS(フライト、東京・渋谷区)は4月9日、国土交通省北海道開発局の「ICT・BIM/CIMアドバイザー」に登録されたと発表した。

「ICT・BIM/CIMアドバイザー」は、北海道開発局が地域を支える建設業の健全な発展を後押しするため、働き方改革の実現と、 生産性向上に向けた取り組みの一環で、インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)や、建設現場プロセスにICT(情報通信)技術を導入し、生産性向上や経営環境の改善などを行う国交省のプロジェクト「i-Construction(アイ・コンストラクション)」の推進加速のため設置した制度。

アドバイザーは、ICTの施工・BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)の活用などを行う施工者や発注者に対し、活用時の疑問点や技術選定の課題などに対する助言・技術指導を行う支援パートナーの役割を担う。

北海道開発局は、2024年1月5日からアドバイザーの募集を開始。審査の結果、3月22日にフライトを含む34社が登録された。今後、民間企業や発注者などの依頼者は「北海道開発局ICT・BIM/CIMアドバイザー登録名簿」に記載の支援内容を参照し、条件に合うアドバイザーに直接、支援依頼を行うことができる。

フライトでは、2023年度にBIMとCIMの直轄事業の業務・工事における原則適用が始まったことを受け、自社が持つドローンでの3次元計測技術やドローンを活用した施設や構造物の点検などのノウハウを生かしBIMとCIMの取り組みを支援できると考え制度に応募した。今後は、自社開発したUAV搭載型LiDAR(ドローンレーザー)を始め、3D計測全般の支援を行っていく考え。