GMOグローバルサインHDなど3社、ドローンの状態がわかる機体ログ活用サービス

GMOグローバルサイン・ホールディングス(HD)は4月16日、ドローン・ジャパン、パナソニックシステムデザインと、ドローンの機体ログ活用クラウドサービス「DOP SUITE(ドップスイート)」を提供開始したと発表した。

「DOP SUITE」は、ドローンの安定した安全性の高い運用管理を行うために、機体ログを収集し、機体の状況を詳細に把握できるクラウドサービス。無人機向けのオープンソースのオートパイロットソフト「ArduPilot(アルデュパイロット)」でドローンのログデータを取得し、レポート機能などで視覚的に分かりやすく表示。ドローンを活用するユーザーやサービス提供者が機体の状況をより詳しく把握できるようにした。

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一方、機体メーカーは、サービスを利用することで、ユーザーからの問い合わせ対応時に、該当する機体の詳細データを確認できるため、的確な状況分析とサポート対応が行える。データを活用し機体の性能改善にも役立てることも可能。

主な機能は「ドローン機体管理」で、機体管理(ドローン情報)、飛行レポート、機体アラート、機体ログデータの管理、ファームウェア管理(バージョン管理)、ドローンの飛行記録との連動。「オペレーター管理」と「サポート連携」も備える。サービスは、フライトコントローラーのファームウェアで「Ardupilot」を採用する機種に対応。機体メーカーの年間サポートサービスと連携して提供する。