農業用ドローン製造のナイルワークス(東京・千代田区)は4月19日、同社の農業用ドローン「Nile-JZ Plus」が、農林水産省の「みどり投資促進税制」の対象機械に認定されたと発表した。ドローンでは初という。4月から販売を開始する。
「Nile-JZ Plus」は、作物の生育状態に合わせて、部分的に農薬や肥料を散布する可変散布の機能を搭載したのが最大の特長。ナイルワークスでは、2021年に自動可変散布の技術開発に成功。3年間をかけて検証を積み重ねた。
フルオート(自動飛行)に特化しており、特別な操縦スキルは不要。ドローンが適切な時期に適切な量の農薬・肥料の散布を行う。散布は、圃場センシングと解析結果をもとに、必要な箇所に必要量の農薬・肥料を飛行しながら行う。