アイ・ロボティクス（東京・渋谷区）は6月7日、ソフトウェア協会（東京・港区）が行う、ドローンのデータセキュリティ高度化の戦略策定事業に、プロジェクトリーダーで参画すると発表した。
事業では、産業界が安心してドローンを使用できることを目的に、情報を分散化し無意味化する「秘密分散技術」をドローンに搭載する要件や基本的な仕様を策定する。また、暗号化などの現在のドローンが搭載する技術と、秘密分散技術を比較し、秘密分散技術の優位性やハードウエア導入コスト低減の可能性などを検討。今後の実装に向けてかかる工数や課題を明らかにする計画。
事業は、ソフトウエア協会が、機械システム振興協会（東京・港区）から受託した。アイ・ロボティクスは、技術的な課題と解決に向けたアプローチや社会導入、事業化に向けた課題などの事業のテーマに対し中心となって取り組む。
