ACSLは7月12日、エストニアに拠点を置くHepta Group Airborne OÜ(ヘプタエアボーン)と、欧州と南米市場の送電線点検用途のドローン導入で戦略提携覚書(MOU)を締結したと発表した。
ACSLによると、送電線点検の費用や工数、危険な作業の低減は、日本だけではなく、ヘプタエアボーンが事業を展開する欧州や南米でも喫緊の課題となっているという。そこで、2社は、この社会課題の解決に向け、今後2年間で300台以上のドローンを送電線点検やそのほかの点検用途での導入を目指すことで合意し、MOUを結んだとしている。
具体的には、ヘプタエアボーンが欧州や南米市場で展開するにあたり、送電線点検の情報共有を行うとともに、ACSLからドローン機体や部品を提供することで、欧州や南米で点検用途でのドローン活用の展開を進める。