スカイドライブは11月13日、北米最大級の航空機MRO(修理・整備)会社のF&E AIRCRAFT MAINTENANCE(エフアンドイーエアクラフトメンテナンス、FEAM Aero、フロリダ州)と、事業開発と市場拡大を目的に、機体のメンテナンスやトレーニング支援サービス構築で業務提携したと発表した。FEAM Aeroの空飛ぶクルマメーカーとの業務提携は初という。
2社は提携を通じて、空飛ぶクルマの社会実装を目指し、地域空港を起点とするルートで多様なユースケース開発で協力する。FEAM Aeroの整備、改修、運用サポート経験と専門知識を生かし、空飛ぶクルマを既存の航空システムに円滑に組み込むことを追求する。
FEAM Aeroは、米国、英国、欧州など52カ所に拠点を持ち、大手航空会社から貨物運送会社、プライベートジェット運航会社など、70会社の年間で13万便以上のフライトを支援している。同社では、次世代航空機として「空飛ぶクルマ」に注目しており、「空飛ぶクルマ」を日常の移動手段として実用化を目指すスカイドライブの将来性を評価し、今回、業務提携することにした。