スカイドライブは12月2日、JTBと、「空飛ぶクルマ」を活用した、新しい観光価値の創出で連携協定を締結したと発表した。
スカイドライブとJTBは、連携協定で、「空飛ぶクルマ」を使った、地域のまちづくり支援、国内での空飛ぶクルマ事業のビジネスモデル構築に取り組む。また、空飛ぶクルマを活用した、インバウンドを含む高付加価値商品の開発と新しい観光体験の創出も行う。
具体的には、空飛ぶクルマ事業成立に向けたマーケティング、事業成立の可能性のある地域の選定、空飛ぶクルマの事業モデル構想、自治体の社会受容向上と実装支援、企業の空飛ぶクルマ事業参画のコンサルティングについて協議する。
スカイドライブは、空飛ぶクルマの事業企画や事業開発の知見とデータ、情報の提供、機体、運航、整備情報の提供、自治体、企業との接触、情報収集や折衝、ビジネスモデル設計を担当する。JTBは、ポート運営、周辺事業開発を含むエリア開発、遊覧、インバウンドなどの商品企画に向けた収益性と市場性などの検討、自治体などへの事業連携、社会受容、ビジネス性向上に向けた自治体、企業などの支援を行う。
2社は、今回の取り組みを通じて、訪日インバウンドを含めた国内旅行で「空飛ぶクルマ」の遊覧や、空を活用した効率的な観光地巡りなど新しい観光体験を創出できるとする一方、サービスを地域企業や自治体に活用してもらうことで、地域活性化につなげるとしている。
