ACSL、ドローン「SOTEN」用の高精度測位モジュールの受注を9月に開始

「RTK-SOTEN」を搭載した「SOTEN」

ACSLは7月20日、同社の国産ドローン「SOTEN(蒼天)」で、GNSS(衛星測位システム)補正データ配信サービスを利用することでセンチメートルの高精度な測位が可能なRTKモジュール「RTK-SOTEN」の受注を9月から開始すると発表した。

「GNSS」は最大4か国の衛星を利用して測位できるシステム。「GNSS補正データ」は静止衛星の補助信号でGNSS測位の誤差を補正するシステムのを指す。データを使用することで、より正確な位置情報を得ることができる。「RTK-SOTEN」では、点検、災害時の状況把握、測量など、正確な位置情報が必要な場面で、今まで以上に高精度な測位が可能となるという。