埼玉県は、圏央鶴ヶ島IC周辺で整備する社会的課題を解決するロボット開発を支援する施設「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」の2026年度の開所に向けた、サービスロボットの最新動向や業界の取り組み事例を紹介するセミナー「第2回埼玉県ロボティクスセミナー」を、11月15日に開催する。
セミナーは「サービスロボットの最新動向と取り組み事例」をテーマに、基調講演、事例紹介、パネルディスカッションで構成。基調講演は佐藤知正・東京大学名誉教授・ロボットデリバリー協会代表理事・ロボットビジネス支援機構理事長が登壇し、ロボット技術の最新動向と今後期待されるロボットビジネスについて講演する。
事例紹介では、「RX(ロボティクス・トランスフォーメーション)の今」(伊藤デイビッド拓史・ロボットビジネス支援機構代表副理事長)、「サービスロボットの安全規格と評価の実際」(勝田 智也・日本自動車研究所自動走行研究部ロボット評価グループ主任研究員)、「農業×ICT」を通じた地域経済の活性化や街づくりをめざして」(酒井大雅・NTTアグリテクノロジー社長)を解説する。
パネルディスカッションは、「サービスロボットの開発・社会実装を促進していくために必要なこととは」をテーマに、伊藤デイビッド拓史・ロボットビジネス支援機構 代表副理事長がファシリテーターを務め、佐藤知正・東京大学名誉教授、勝田智也・日本自動車研究所主任研究員、酒井大雅NTTアグリテクノロジー社長がパネリストで参加する。
ロボット開発関連企業、ロボット活用企業を対象に、集合開催とオンデマンド動画配信で実施。会場は新都心ビジネス交流プラザ4階会議室(さいたま市)。参加費は無料で、会場の定員130名(先着順)。
■第2回埼玉県ロボティクスセミナー
https://www.pref.saitama.lg.jp/robotics/seminar/info/robotics-s_20231115.html