フードテックマイスター、鹿児島の菓子店がバウムクーヘン製造ロボ導入

AIバウムクーヘン製造ロボット「THEO」
AIバウムクーヘン製造ロボット「THEO」

ユーハイム子会社のフードテックマイスター(神戸市)は6月27日、AI(人工知能)を使ったバウムクーヘン製造ロボット「THEO(テオ)」を、鹿児島の菓子製造販売店「31℃LINE花子」(南大隅町)が導入したと発表した。

31℃LINE花子では店舗に「THEO」を設置。鹿児島県産のかんきつ「辺塚(へつか)だいだい」と「たんかん」を使ったバウムクーヘンを製造して販売する。

同店では、2050年に南大隅町の人口が2000人台になるというニュースを耳にし、町の状況を変えたいという強い思いで、THEOを導入。町に、常温で持ち帰れる土産がないことに目をつけ、地元南大隅町の特産品である辺塚だいだいとたんかんを使った添加物不使用のバウムクーヘンを考案し販売するとにしたという。

■31℃LINE花子
住所:鹿児島県肝属郡南大隅町根占川北1918-2
営業時間:9時~18時30分(土・日曜、祝日は10時から)
TEL:0994-25-1188
定休日:不定休