エアロネクストなど4社、モンゴルで新スマート物流を推進するWG発足

「モンゴル新スマート物流推進ワーキンググループ」発足式の様子

エアロネクスト(東京・渋谷区)は10月5日、セイノーホールディングス(HD)、KDDIスマートドローン、モンゴルの投資会社、Newcom Group(ニューコムグループ、ウランバートル市)と、モンゴルでドローンを活用した配送網構築に向けた作業部会「モンゴル新スマート物流推進ワーキンググループ(WG)」の発足したと発表した。

WGは、4社に加え、国際協力機構(JICA)、モンゴルの国立輸血センター、モンゴル国立医科大学付属モンゴル日本病院、モビコム、トクトク、ACSLで組織。モンゴルでドローンを活用した配送網構築と、既存物流とドローン物流を組み合わせた新スマート物流サービス「SkyHub(スカイハブ)」の社会実装の検討に向けた活動を開始する。

また、WGの活動推進の取り組みとして、年内に、国立輸血センター、モンゴル国立医科大学付属モンゴル日本病院と連携し、モンゴルでのドローン活用した医療品配送網構築の実現検討に向けた、血液のドローン配送の実証実験を実施する。

WGは、9月28日にモンゴルのウランバートルで開催された「新スマート物流シンポジウム」で発表した。4社はWGを通じて、モンゴルの住民のニーズなどに沿った新スマート物流の構築し、社会インフラ整備の推進と、モンゴルの社会課題の解決を図るとしている。