仏エグゾテックは12月20日、子会社のエグゾテックニホンが、新木場の「東京デモセンター」（東京・江東区）を、12月20日にリニューアルしたと発表した。
東京デモセンターは、倉庫自動化ロボティクスソリューション「Skypod（スカイポッド）システム」の実機を展示する常設展示型のショールーム。6月の開設し、約40社、200名が来場をしている。
今回のリニューアルでは、展示する製品で、新規ラック、搬送ロボット、オーダームーバーの拡充を行った。新規ラックは、7mと6mのラックを新たに導入。従来のシングルディープラック（1つの棚に左右1容器ずつの奥行きがあるラック）に加え、保管効率を30％向上するダブルディープラックを導入することで、実際の稼働環境をより詳細に再現した。
搬送ロボットは9台に増強。これまで5台のロボットでラックから取り出した商材を搬送するデモンストレーションを行っていたが、搬送効率が向上したことで、より実運用に近いピッキングオペレーションを、来場者が確認できるようにした。
オーダームーバーは、オペレーターが1度に最大4種類のオーダー処理を同時に行うことができるシステム。ピッキング作業の効率がさらに向上するソリューションとして展示する。
同社では、リニューアルで、東京デモセンターが、これまでのエグゾテックの技術を確認できる施設から、顧客が持つ固有の問題を解決し、同社の倉庫自動化ロボティクスソリューションを導入するメリットを具体的にイメージできる施設に進化させたとしている。
