椿本チエインとKDDI、物流倉庫自動化ソリューションの新会社「ネクサウェア」設立

マテハン事業などの椿本チエイン(大阪市)は1月16日、KDDIと、次世代型の物流倉庫自動化ソリューションを提供する合弁会社「Nexa Ware(ネクサウェア)」(東京・港区)を設立したと発表した。4月1日から事業を開始する。

新会社は、物流倉庫向けに機器・自動化システムの開発・販売とコンサルティング、情報システム開発・コンサルティング、パッケージソフトの開発・販売、情報ネットワートワーク構築・コンサルティング、運用・保守サービスを手掛ける。

椿本チエインのベンダーフリーで最適な物流倉庫の自動化ソリューションを実現するエンジニアリング力とメンテナンスサービスと、KDDIの高品質なネットワーク・セキュリティサービスや定量的な業務を分析・可視化するデータ分析サービス、運用保守をサポートするマネージドサービスを組み合わせ、データドリブンなソリューションをワンストップで提供する。

また、自動化ソリューションの標準化や顧客が持つ国内外の複数物流拠点の共通運用を行うほか、デジタルツインを活用したシミュレーションの実施などの物流倉庫DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進にも取り組む。従業員数は22名。資本金は、椿本チエインが51%、KDDIは49%を出資する。