スイッチサイエンスは1月29日、中国ロボットメーカーのエレファントロボティクスのAGV（無人搬送車)「myAGV 2023」を、同社のウェブショップで販売開始したと発表した。価格は税込17万6880円。
「myAGV 2023」は、2022年に発売した「myAGV」のアップグレードバージョンで、「遊星ブラシレスDCモーター」を搭載し、LiDAR、カメラを内蔵する。コアプロセッサーは、前モデル「myAGV」と同じく超小型PC「Raspberry Pi 4B」を採用しており、2D SLAMをサポートする「myAGV 2023 Pi」と、新たにJetson Nanoを備えた。3D SLAMにも対応する。
本体素材は、カナムホイール、金属製フレームで、専用ディスプレイの搭載が可能。ROS（ロボット・オペレーティング・システム）での開発が可能。「myCobot 280」や「myArm」などのエレファントロボティクスのロボットアームと構造的な互換性があり、連携も行える。スイッチサイエンスでは、深度カメラや3Dカメラの搭載が可能な「myAGV 2023 Jetson Nano」（23万9140円）も発売する。
