レックスプラス、既存台車を自動連結・搬送可能にするインターフェース

自動搬送インターフェース「WaniGripper」

レックスプラス(川崎市)は1月30日、かご台車、6輪台車などの台車を500kgまで無改造で自動搬送できる自動搬送インターフェース「WaniGripper」を発表した。

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運用イメージ

「WaniGripper」は、同社の自動搬送ロボット「Hybrid-AMR」に搭載することで、既に流通する汎用台車の自動着脱・自動牽引を可能にするインターフェース。かご台車を流用する卸売り物流センターや、配送拠点などで自動化を図ることができる。

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自動で着脱と搬送が可能

自動連結機能と自動連結解除機能を搭載。台車から自動着脱が可能で、着脱時に作業員の手間をかけることなく自動搬送を行うことができる。最大積載量は500kgで、横ブレ防止機能で左折・右折時のふらつきをなくし、偏心荷重でも安定した走行ができるようにした。

レックスプラスでは発表前に、食品卸様物流センター、大手産業用機器メーカー、大手建設機器メーカー、政府系のプロジェクトで現場検証を実施し、実用性を確認した。

物流拠点では、かご台車、6輪台車などの台車を運用している拠点が多く、カスタム台車を前提にしたEC(電子商取引)向けの物流ロボットでは自動化が実現できない現場としており、こうした課題の解決ツールとして売り込む。