ユニバーサルロボット、中部と九州の販売・システム構築体制を強化

デンマークのロボットメーカー、ユニバーサルロボット(UR)は6月14日、中部と九州地域での販売・システム構築サポート体制を強化すると発表した。

体制強化に向け、中央工機(愛知県名古屋市)と代理店契約を締結。中部地域のマクシスエンジニアリング、日晃オートメ、九州地域の協和商工、マイスティアをUR認定システムインテグレーター(SIer)として、新たに認定した。

UR認定のSIerは、URのロボットを活用したシステム構築の実績が十分にあり、高い技術力でユーザーの望むシステム構築をサポートできるとURが認めた企業。認定を受けるために、SIerは「UR認定SIer育成プログラム」に参加し、URが主催する技術力向上トレーニングを受講した上で、URのロボットを活用したシステム構築をエンドユーザーに提供することが必要になる。

ユニバーサルロボットは、米テラダイン傘下の企業。デンマーク、オーデンセに本社を置き、米国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、チェコ共和国、トルコ、中国、インド、シンガポール、日本、韓国、台湾、メキシコに子会社や支社を展開する。

これまで世界で7万5000台を超える協働ロボットを販売。2008年に商用協働ロボットを発表後、リーチや可搬重量が異なるロボットを開発しており、各モデルは、1台のロボットを用途に応じて柔軟に配置転換ができる。