サンワサプライ、AMR導入でピッキング効率化の「東日本物流センター」稼働開始

東日本物流センター

サンワサプライは2月20日、AMR(自律走行搬送ロボット)を導入した東日本エリアの物流拠点「東日本物流センター」(千葉・四街道市)の稼働を開始したと発表した。

センターは、倉庫内でピッキング作業をアシストするAMRを使用し、業務効率の最適化と作業者の負担軽減を図った。トラック配車システムも導入し、トラックの集中や待機時間が長くなるといった物流の2024年問題の解決につなげる。

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屋根に太陽光発電用のソーラーパネルを設置

また、屋根にはソーラーパネルを設置し、太陽光発電を導入。物流センター運営にかかる電力をサポートに加え、地球環境への負荷軽減などSDGs(持続可能な開発目標)にも貢献した取り組みを実施した。

災害時のBCP(事業継続計画)のリスク対策で、倉庫内に非常用発電機を装備。蓄えた電力を非常用電源として活用する。四街道市と提携して、災害発生時には避難施設での使用を可能にして近隣の防災拠点で利用できる地域貢献型の物流施設に仕上げた。

■東日本物流センター
所在地:千葉県四街道市上野348-1