レックスプラス、米国事業拡大に向けインディアナ州にオフィス開設

レックスプラスが米インディアナ州に開設したオフィス

ロボット開発スタートアップのLexxPluss(レックスプラス、川崎市幸区)は6月21日、米インディアナ州フィッシャーズに新オフィスを開設したと発表した。日本よりも深刻な人手不足を抱える米国のニーズを早期に製品開発に反映し、グローバルなソリューションを提供することで米国での事業拡大を狙う。

新オフィスが立地するインディアナ州フィッシャーズは、インディアナ州に点在する工業地帯を始め、ケンタッキー州、オハイオ州、イリノイ州など製造業が集積するエリアにもアクセスがよい場所にある。

また、オートメーション関連企業が集積するエリアでもあることから、同社が運営する「オープンパートナーシッププログラム」のパートナー候補が多数所在するエリアにもなっているとしている。

同社では、立地のよさを生かし、早期に顧客の搬送課題を解決するソリューションを提供する方針。また、米国オフィスの設立に伴い、地元のビジネスコミュニティの商工会議所、フィッシャーズ地域のコミュニティ・ボードに参加した。

レックスプラスのAMR(自律走行搬送ロボット)「Hybrid AMR」は、自律走行車両制御と誘導ライン制御を組み合わせた独自のハイブリッド制御技術を採用。プラスマイナス1mm以下の停止精度、可搬重量500kg、連続稼働18.5時間という強みを持つ。