オリオンスターロボティックス、2024年度の日本市場での事業計画を発表

オリオンスターロボティックスが手掛けるロボット
オリオンスターロボティックスが手掛けるロボット

中国ロボットメーカーのオリオンスターロボティックスは4月22日、「新製品の投入」「保証・サポート体制の強化」「AI(人工知能)技術の実証実験」を柱とする、2024年度の日本市場での事業計画を発表した。

「新製品の投入」では、「LuckiBot Plus(ラッキーボット・プラス)」「GreetingBot Nova(グリーティングボット・ノバ)」「LuckiBot Pro Carry(ラッキーボット・プロ・キャリー)のロボットを発売する。

「LuckiBot Plus」は、大型店舗を対象に作業負担軽減と販促効果向上を狙った広告用途に特化したロボット。「GreetingBot Nova」は、案内ロボットで、AIを使った質問回答機能を搭載する。「LuckiBot Pro Carry」は、物流倉庫向けの搬送ロボット。大型荷物の運搬が可能で容易な操作性が特長。

「保証・サポート体制の強化」では、日本国内のアフターサービス業者との連携をさらに強化する。「AI技術の実証実験」については、自社開発の生成式AI「Orion-14B」で、新しい音声収集アルゴリズムを採用し、多言語音声認識の精度と知能性の向上に取り組む。また、AIの海外展開も行う予定としている。