ブルーイノベーション、ISO5491準拠ドローンポート管理システムのβ版提供開始

仙台市のドローンポートシステム

ブルーイノベーションは6月26日、日本発の「物流用ドローンポートシステムの設備要件に関する国際標準規格ISO5491(ISO5491)」が国際標準化機構ISOで正式採択・発行されたのを受け、設備要件に準拠したドローンポート情報管理システム「BEPポート|VIS」を開発し、物流や点検事業者、ドローンポート、ドローン機体メーカーなどにβ版の提供を8月1日から開始すると発表した。

「BEPポート|VIS」は、、独自のデバイス統合プラットフォーム「Blue Earth Platform(ブルー・アース・プラットフォーム、BEP)」をベースに開発。ドローンポートやドローン、センサーなどを周辺機器のメーカー、機種を問わずに接続し、遠隔で統合管理・運用ができる。

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「BEPポート|VIS」の機能と役割(青字部分)

ISO5491に準拠した機能を実装しており、ドローンポートの稼働状況やセンサーを使った、ドローンポート周辺の安全確認などの情報を一元的にリアルタイムで集約・管理が行える。また、ほかのシステムとも共有・連結することで、一連で複数のドローン運用オペレーションの安全な遂行ができるという。

同社では、2017年から国土交通省とドローンポートシステムの研究開発と利活用を推進してきた。今後は、物流事業者や点検事業者、ドローンポートメーカーなどと物流や災害対策、点検、測量など、様々な分野でドローン利活用を進め、社会課題の解決支援、安心安全な空のインフラ構築につなげるとしている。