ロムス（東京・品川区）は6月6日、AZ-COM丸和ホールディングス（HD）のグループ会社のM・Kロジ（福岡・糟屋郡）が運営する物流施設「習志野DC」（千葉・習志野市）に、高速立体型ピース仕分け機「ナノ・ソーター」を導入したと発表した。
「ナノ・ソーター」は標準で5坪（約16m2）から設置が可能な、1時間で700ピースを仕分ける高速立体型ピース仕分け機。バッファエリアを設置することで、天高を有効活用できるため、仕分けが完了したケースの置き場の確保が不要になる。また、次の工程開始のタイミングを問わず、一度の作業バッチで大量に仕分け処理することが可能。
M・Kロジでは、「ナノ・ソーター」が、常に一定の生産性で作業できる環境構築が可能で倉庫内作業の生産性の向上と工程化が図れることと、既存システムと連携することで施設の省人化や荷待ち・荷役時間の削減を同時に達成できることを評価。同時に、こうした特長を生かし、3PL企業の改善モデルケースとなることを目的に、導入を決めた。同社では、システム導入によって倉庫全体の工数について最大で約25％の削減を見込んでいる。
