鴻池運輸は7月2日、和歌山支店が、和歌山市と、災害時にドローンを活用した支援活動の協定を締結したと発表した。
協定は、和歌山市内で地震、津波、風水害などの自然災害が発生または発生する恐れがある場合に、鴻池運輸の和歌山支店が業務で使用するドローンを活用し、被災状況の把握や撮影、被災者の捜索、被害状況地図の作成支援などの支援活動を行う内容。
和歌山支店は、2022年4月からドローンを使用した設備点検業務などを本格的に開始。その実務で培った技術を地域社会に還元したいと考えから、今回の協定を結んだという。
鴻池運輸では、これまでも地震や台風などの自然災害発生時に、物流、医療、空港業務といった事業を通じて社会インフラの緊急支援対応と、緊急時対応の知見を重ねてきた。同社は、これらの知見をもとに、地域社会からの安全確保要請や地域社会の災害対策、緊急支援対応に積極的に取り組んでいくとしている。
