工作機械などの専門商社の山善(大阪)は8月7日、11月に一部稼働開始する物流拠点「新ロジス大阪」(大阪・東大阪市)に、レックスプラスの自動搬送ロボット「Lexx(レックス)500」と、台車けん引用アタッチメント「LexxTug(レックスタグ)」を導入すると発表した。
同社は、2次元コードに従い軌道走行するAGV(無人搬送車)と、センサーで自己位置を把握して自律走行するAMR(自律移動ロボット)の特長を持つ「Lexx500」を導入することで、現場に合わせた庫内物流の自動化を進められるとしている。
また、「LexxTug」を取り付けることで、台車の脱着・搬送を一貫して自動化することが可能になるため、「新ロジス大阪」でのピッキング後の地点間搬送作業などを自動化し、商品の搬送時間と労力の大幅な削減を目指す。同時に、トラックドライバーの荷待ち時間の短縮にもつなげる。
「LexxTug」は、かご台車と6輪台車の自動搬送ソリューション。「Lexx500」に装着することで、物流・製造現場で使用されている台車を無改造で自動着脱と搬送できる。最大可搬重量は最大500kgで、最大速度は時速4.3km。