プラスオートメーション、オンディーズが最小モデルAGV「t-Sort mini2」を初導入

商品センターに「t-Sort」の最小モデル「t-Sort mini2」を導入
商品センターに「t-Sort」の最小モデル「t-Sort mini2」を導入

プラスオートメーション(+A)は8月22日、眼鏡販売のオンデーズ(東京・品川区)の商品センター(千葉・流山市)に、AGV(無人搬送車)「t-Sort」の最小モデル「t-Sort mini2」を初導入したと発表した。

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t-Sort mini2

「t-Sort mini2」は、省スペースでの仕分けが可能なAGV。t-Sortの標準モデルよりも約40%以下のスペースで導入が可能で、アクセサリーや医薬品、小箱入り雑貨などA5サイズ、2kgまでの小物の仕分けで活用できる。

オンディーズでは、メガネフレームの仕分けを最小限のスペースで行えるソリューションとして採用した。同社の商品センターは、約260店舗のメガネフレームの仕分けと出荷を担当。「t-Sort」の導入前は、オーダーピッキング方式で多能工のオペレーションが常態化し、出荷量増加時には延着や誤配が発生していたことから改善策を検討。また、改善策ではマテハンの安定動作が必須条件となっていた。

こうした中、「t-Sort mini2」が省スペースでの仕分けが可能で、同社の改善策に対応できることから導入を決めた。導入後は、延着や誤配が解消され出荷能力は2倍に拡大。作業員1人あたりの歩数も2万歩から5000~6000歩に減少し作業負担の軽減にもつながったという。