レックスプラス（川崎市）は9月12日、シリーズAエクステンションラウンドでベンチャーキャピタル（VC）などから6.4億円の資金調達を実施したと発表した。
三菱HCキャピタル、ニフコ、あおぞら企業投資、三櫻工業、キャナルベンチャーズ、横浜キャピタル、七十七キャピタル、Iceblue Fund有限責任事業組合が出資した。資金は新株予約権付社債での調達も含まれる。今回の出資で、ディープテック･スタートアップ支援基金からの19億円の支援を含め累計で46億円の資金を調達した。
レックスプラスは、AMR（自律移動ロボット）「Lexx500」を販売しており、調達した資金は、AMRの開発体制を拡充に充てる。自律走行技術の高度化やAMR導入プロセス短縮、生産プロセス全体のデータ活用を進める。
同社は資金調達を通じて、三菱HCキャピタル、ニフコ、三櫻工業と資本業務提携も締結した。
三菱HCキャピタルとは、コンサルティングから、環境整備、導入後の運用サポートまでをパッケージ化したサブスクリプション型ロボットサービスを提供する。ニフコでは、自動車整備の自動化ソリューションを共同開発する。三櫻工業とは、同社の生産・物流現場の搬送工程の自動化や、FA（工場自動化）ソリューション開発などに取り組む。
