総合人材サービスのキャムコムグループのロジテック(東京・港区)は10月1日、1月に業務提携した物流施設などの自動化ソリューションを提供するROMS(ロムス、東京・品川区)の高層ピース仕分け機「ナノ・ソーター」を、新たに開設した物流施設「新・平和島センター」(東京・大田区)に導入し、本稼働を開始したと発表した。
2社は、ロジテックの平和島センターで、ロムスの自動倉庫「ナノ・フルフィルメントセンター(NFC)」を利用した業務トライアルを2023年12月から開始。さまざまな実証を経て、2024年の10月からロジテックの「新・平和島センター」で「ナノ・ソーター」の常設利用を開始した。
同社では今後、物流センターで、「ナノ・ソーター」に加え、保管から搬送、ピッキングまでを対象とする自動倉庫ソリューションの導入や自動化設備とWMS(倉庫管理システム)との自動連係を行うほか、単独荷主や複数荷主の共同利用やサブスクモデル、他社のマテハンを含めた幅広くマッチングサービスを構築し提供する計画。