マースク、英国の倉庫にAI対応ロボットシステム導入

ロボットをによるピッキングのイメージ

海運のAPモラー・マースク(デンマーク)は7月12日、英国のイーストミッドランズの倉庫「SEGROロジスティクスパーク・イーストミッドランズゲートウェー」にAI(人工知能)に対応したロボットソリューションを導入すると発表した。10月に稼働を開始する。

米国のバークシャー・グレイの最先端のロボットシステムを使用し、68万5000平方フィートの施設内での倉庫業務を自動化し、業務を効率化する。システムは、従来の手動システムより3倍の速さで注文の仕分けが可能なほか、ピッキング作業を最大で33%改善し、在庫管理単位(SKU)の品ぞろえなどの充実が図れるという。

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イーストミッドランズの倉庫「SEGROロジスティクスパーク・イーストミッドランズゲートウェー」

倉庫には英国で唯一の内陸フリーポートと鉄道貨物インターチェンジが設けられており、フェリックストー、ロンドンゲートウェイ、サウサンプトンの港への直接鉄道でアクセスができる。