中国ロボットメーカーのプードゥーロボティクスの日本法人、プードゥーロボティクス
・ジャパンは10月22日、配送ロボット「SwiftBot(スィフトボット)」と清掃ロボット「CC1(シーシーワン)」が、オクタロボティクス(東京・文京区)のロボットと建物設備連携インターフェースサービス「LCI」に対応したと発表した。
「LCI」は、ロボットと設備間の連携に特化したマルチベンダー型のインターフェースサービス。ロボットと、エレベーターや自動ドア、セキュリティーの設備が連携を可能にし、ロボットが建物内を自由に移動できるようにするシステム。
プードゥーでは、「LCI」が、実際の顧客のエレベータ使用シーンでも、同社の制御システムと連携し、問題なく動作するかを確認することを目的に連携テストを9月に実施。ロボットがエレベータと連動し、呼び出し、乗車、降車を滞りなく行えることを確認した。この結果を受け、「SwiftBot」「CC1」は、三菱電機ビルソリューションズ、東芝エレベータ、日立ビルシステムなど多くのエレベータとの連携が可能になった。
プードゥーは、今回の成果を基にロボットとエレベーター連携の技術開発と実用化を加速する方針。連携機能を充実することで、導入事業者のROI(投資利益率)向上につなげるほか、ロボット業界のインターフェース標準化も推進するとしている。