プラスオートメーション（＋A、東京都江東区）は7月27日、自社開発のWES（倉庫運用管理システム）「＋Hub」が、ダイアログ（東京都品川区）のWMS（倉庫管理システム）「W3 sirius」と「W3 mimosa」との連携を開始したと発表した。
今回の連携では、出荷オーダー一覧を基に「W3」で出荷先や商品種類などのカテゴリごとに絞り込み作業指示データを作成し、CSV形式で「＋Hub」に取り込むことで、＋AのAGV（無人搬送車）「t-Sort」の稼働ができるようにした。
作業指示データ作成はエクセルのフィルター機能のように直感的に簡単に操作が可能で、ユーザーは当日の出荷量や出荷先、商品の種類などに応じて、臨機応変に「t-Sort」での作業手順を設計できる。
＋Aでは、正確性、作業効率性が求められる物流現場で、「Ｗ3」と「＋Hub」の組み合わせを導入すれば、ロボットを活用した物流品質と生産性の向上が図れるとしている。また、今後も「＋Hub」とWMS（倉庫管理システム）を始めとした物流システムと連携していくことで、物流現場に最適な物流ロボティクスサービスを提供していく考え。
