アイリスオーヤマは7月31日、ロボット開発スタートアップのスマイルロボティクス(東京都文京区)を買収したと発表した。同日付でスマイルロボティクスの全株式を取得した。また、買収に伴い8月1日から社名を「シンクロボ」に変更する。
アイリスオーヤマでは今回の買収で、スマイルロボティクスが得意とする「ロボット開発力」と同社が強みとする「企画・量産・販売力」を相互補完することでシナジー効果を発揮し、ロボット事業の企画・開発から製造・保守までの一気通貫を実現する。
一方で、既に事業展開している清掃・配送ロボットに加え、物流の2024年問題を解決する仕分けロボットや搬送ロボット、介護用ロボットなど、多様な分野でのロボット事業を拡大する。
今後は、単一機能のロボット開発・製造・販売に加え、複数のロボットを制御する独自のシステムを開発。導入企業が総合的な付加価値を享受できる事業展開を目指す。