フジテックス、野村不動産の物流機器展示施設に「自律型ホイール搬送ロボット」出展

フジテックスの「自律型ホイール搬送ロボット」
フジテックスの「自律型ホイール搬送ロボット」

フジテックス(東京・中野区)は5月19日、野村不動産が運営する物流の企業間共創プログラム「Techrum(テクラム)」に参画し、展示施設「Techrum Hub(テクラム・ハブ)」(千葉・習志野市)に出展を開始したと発表した。

「テクラム・ハブ」にはAMR(自律移動ロボット)「自律型ホイール搬送ロボット」を出展した。「自律型ホイール搬送ロボット」は、使用するラックや台車のホイールを、付け替えるだけで活用できるAMR。既存の手動での搬送オペレーションを変更することなく、搬送の自動化できる。搬送に伴う労働負担の軽減、生産性向上、人件費の抑制が図れるという。

フジテックスでは、展示を通じて、実際にAMRが稼働する様子を、AMRの導入検討する企業などに見てもらうことで、生産性拡大の効果を体感してもらう狙い。

「テクラム」は、ロボティクスやICT(情報通信技術)、搬送機器などの物流関連技術を持つ企業が参画する企業間共創プログラム。さまざまな荷主、物流企業固有の課題解決を目的に、技術やサービスの個別導入に加え、参画企業同士の連携・組み合わせを推進し、総合的なソリューション開発する。