ハクオウロボティクス、「AutoFork Lite」を590万円から数量限定販売

自動フォークリフト「AutoFork Lite(オートフォークライト)」
自動フォークリフト「AutoFork Lite(オートフォークライト)」

ハクオウロボティクス(東京・荒川区)は9月9日、ウォーキー型自動フォークリフト(AGF)「AutoFork Lite(オートフォークライト)」を数量限定で9月10日から販売開始すると発表した。価格は税別で590万円から。物流現場への導入ハードルを下げる、初期投資を抑えたモデルとして提供する。

「AutoFork Lite」は、自動搬送に必要最小限の機能に絞ることで、従来機種の約60%の価格を実現したモデル。三菱ロジスネクスト製フォークリフトをベースに採用し、独自開発の自動運転ソフトを搭載した。

自動搬送モードとマニュアル操作モードの切り替えが可能で、現場運用に柔軟に対応が可能。ユーザー自身の導入セットアップにも対応した。上位モデル「AutoFork Standard」へのアップグレードも可能で、搬送機能の強化や外部機器との連携といった拡張性も備える。

ハクオウロボティクスによると、物流現場では人手不足や業務効率化のニーズが高まっており、自動化ソリューションへの関心が高まっているという。一方で高額な設備投資が導入の障壁となっていたとしている。そこで、同社では導入しやすさを優先しつつ、将来的な拡張性を備えた「AutoFork Lite」を開発したという。