電子部品実装ロボットと工作機械の開発製造、販売のFUJI(フジ、愛知・知立市)は9月14日、サステナビリティ(持続可能性)活動の取組みで、環境省が実施する2023年度の「バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」に参加すると発表した。
環境省の「バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」は、複数企業が連携し脱炭素経営を推進する取り組みを支援し、バリューチェーン全体で排出量削減に向けた先進的なモデル事例を創出する支援事業。
同社は、今年度の企業間連携モデル企業4社の1社に選ばれた。今後、参加する東海機械製作所(愛知・岡崎市)、幸和産業(名古屋市)、安田塗装工業(愛知・安城市)、グループ会社の昆山之富士機械製造有限公司(中国・江蘇省)と連携し排出量の削減に取り組む。
同社では、事業への参加を通じて、バリューチェーンを構成する企業との連携を強化し、グループの環境長期目標の早期実現を図るとしている。