コスモ石油は12月1日、横河電機、2社の子会社、横河ソリューションサービスと横河デジタルと、コスモ石油の製油所のデジタル化推進で、共同検討を開始したと発表した。
コスモ石油と横河電機は、将来的なプラントの点検や保守の代替を見据え、コスモ石油の四日市製油所で、4足歩行ロボットを活用する実証実験を実施。製油所の休止中のプラントで、実地的な利用条件の見極めで、4足歩行ロボットの歩行性能の確認と、現場での活用に向けた課題の洗い出しといった検証項目の選定作業を行った。
また、11月からは、製油所デジタル化推進の取り組みの一環で、コスモ石油の千葉製油所で、デジタルツール活用のワークショップを開始した。
2社は今後、ロボットを使った点検・保守の実現に向けた取り組みを始めとする、製油所のデジタル化を加速する。ロボットとドローンのロボティクス技術の導入やデジタルツールの活用を両社で検討し、コスモ石油の千葉、四日市、堺の製油所で、ヒトとロボット、AI(人工知能)が協働する製油所の実現に向け取り組むとしている。