本郷飛行機、プラント・倉庫点検向け屋内用自動巡回ドローンのおてがる版を販売

「P250-LN」の利用イメージ

ドローン開発などの本郷飛行機(東京・文京区)は12月25日、屋内に指定のラインマーカーを設置することで、巡回点検などを自動で行うドローン「P250-LN」のおてがる版の販売を開始したと発表した。

「P250-LN」は、主に工場内やビル内など、GPS(全地球測位システム)の有無に関係なく、ラインマーカーが設置された屋内で床面上を自動で飛行しながら情報収集を行うことで、巡回点検や警備などを行うドローン。

専用のラインマーカーを途切れなく設置することで、指定された経路を自動で飛行し、専用の離着陸ポートで自動充電を行う。本郷飛行機では、屋内での自動飛行ドローンが気軽に試せることを目的に、今回、おてがる版を販売することにした。

機体スペックは、機体幅が150×150mm、機体高は80mm、翼幅 100mm、重量約 250g(電池含む)。飛行時間 は約15分で、4K相当のカメラを搭載する。セット内容は、機体本体、電池、自動充電用の離着陸ポート、Wi-Fiルータ、タブレットの操作端末、サンプルのラインマーカーを用意した。