ABBは1月11日、スイス工科大学チューリッヒ校からのスピンオフ企業でスタートアップのセブンセンスを買収したと発表した。買収額は非公表。
ABBでは、セブンセンスが持つAI(人工知能)とナビゲーション技術を、AMR(自律走行搬送ロボットに統合することで、AMRのスピードや精度、可搬重量の幅を広げる。ABBは、2021年にセブンセンスへの投資をしており、同社を取り込むことで、AMRの開発を加速する。
同社は今回の買収について「AI対応ロボットが人を支援する職場という我々のビジョンに向けた重要な一歩で、熟練労働者不足が深刻化する中、より高い柔軟性とインテリジェンスを求める顧客ニーズに応える」としている。