3DPC、伊カラコのロボットアーム式の大型樹脂3Dプリンター発売

(左から)フランシスコ・ステファノ・カラコCEOと、デヴォア・アレキサンダー・3Dプリンティングコーポレーション代表取締役

3Dプリンティングコーポレーション(3DPC、横浜市)は1月23日、イタリアのカラコと日本総代理店契約を締結し、LFAM(大型積層造形)が可能なロボットアーム式の大型樹脂3Dプリンター「Heron AM」の販売を開始したと発表した。

「Heron AM」は、最大4000×4000×3000mm の製品や部品の製造が可能なロボットアーム式大型樹脂3Dプリンター。造形ヘッド、ペレットの乾燥機、削るためのツール、ソフトなどをワンパッケージにした。

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大型樹脂3Dプリンター「Heron AM」

高性能ポリマーから複合材料、リサイクル材料まで対応。ペレットから直接製造できるため、材料費の大幅な削減が可能という。欠削ツールは表面のざらつきがほぼない高品質な造形に仕上げることができる。加えて、ロボットアーム式でサポートレスで造形できるため、複雑な形状をした大型サイズの造形も行える。

3DPCは、2016年に設立。世界最先端の3Dプリンターを使って、顧客の製品の設計・開発から、製造・後加工・品質評価までを一気通貫したサービスを手掛けている。