リモートロボティクス(東京・港区)は2月7日、三菱電機、永光産業と、リモートを活用したロボットシステムの提案・構築に取り組む企業向けパートナープログラム「Remolink Partners(リモリンクパートナーズ)」の契約を締結したと発表した。
「Remolink Partners」は、リモートロボティクスの事業内容に共感し、同社のロボット管理サービス「Remolink(リモリンク)」を共同で広げることができる企業、ロボットシステムのトータルインテグレーションが可能な企業、同社のロボットをリモート化するための開発ツール「Remolink Tools(リモリンクツールズ)」を活用したロボットシステムの構築に関心がある企業を対象に提供する。
加入パートナー企業は、完全自動化のシステム提案が困難だった案件に対し「リモートロボットシステム」という新規ソリューション提案の支援、ロボットシステム納入後もユーザーに合ったリモート保守・運用サービスの作成・提案の支援といったサービスが受けられる。
今回、パートナーとなった三菱電機は、高速・高精度な性能と知能化技術を備えた協働ロボットとシーケンサやACサーボと組み合わせた自動化・協働作業のソリューションやソフトウエア、データ監視やシミュレーションなどを活用したデジタルマニュファクチャリングサービスを提供する。
一方、永光産業は耐火煉瓦メーカーとしてだけではなく、設備機械専業メーカーとしても50年以上の歴史を持ち、培った経験・ノウハウと最新の技術を積極的に融合させた、ユーザーの要望に対応するシステムを提案している。
今後、2社は人手不足が課題となり、その解決策で完全自動化が困難な工程を持つ事業者に対し、リモートロボットシステムの開発・納入と「Remolink」の提供することで、その課題解決を図る取り組みを進めるとしている。