豆蔵、レーザー溶接ロボットシステムのローエンドモデル販売

MzLaserRobot-Ha

豆蔵(東京・新宿区)は2月22日、レーザー溶接ロボットシステムのローエンドモデル「MzLaserRobot-Ha」の販売を開始したと発表した。

システムは、レーザー溶接機、安川電機のロボット「MOTOMAN AR900」、ポジショナー、自動ティーチング位置補正で構成。オプションで、作業室、集塵機、換気扇なども用意する。

レーザ溶接機は、欧州基準に基づいて設計された高出力・高品質レーザーを採用し、溶接幅が狭く、溶接が深くて強い強度が溶接が可能。出力は2000Wで、鉄が0.5~5mm、ステンレスは0.5~5mm、アルミは、0.5~3mm板厚に対応する。

ロボットは、リーチが927mm、可搬重量は7Kg。溶接速度に応じたレーザーパワーの制御ができる。ポジショナーは1軸(回転)と2軸(回転+揺動)。自動ティーチング位置補正では、カメラを使った画像処理技術でリピートワークの位置ズレを計算し、ロボットで位置補正して溶接を行える。

豆蔵はレーザ溶接ロボットシステムで、これまでハイエンドモデル、エントリーモデルを販売。今回、ローエンドモデルを追加したことで、3ラインナップで展開する。