ロボットバンク(東京・新宿区)は4月4日、製造業や物流向け昇降型AMR(自律移動ロボット)「StarLift(スターリフト)600」を発売すると発表した。価格は購入企業ごとで個別で見積もる。
「StarLift600」は、大規模な製造ラインや倉庫内での使用を想定したAMR。自律走行機能を搭載し、耐久性に優れた堅牢な構造を採用しており、最大600kgまでの荷物を効率的に運ぶことができる。前モデル「StarLift150」を発展させ、より大きい荷物や重い荷物を運搬できる設計を行った。
ロボットバンクは、AMR「Starシリーズ」を手掛ける。AMRは、センサー技術とカートグラフィを活用した正確な地図作製と自動運転車向けナビゲーション、単線レーダーSLAMと深度カメラで反射光や人混みの多い環境下でも正確な位置情報を把握する機能、リアルタイムで障害物を識別し回避する走行経路計画の作成機能などを備える。